アメリカで結婚披露宴を挙げました!日本との違いと体験談

アメリカ生活
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「やる意味あるのかな…」と思っていた私が驚いたアメリカ披露宴

結婚披露宴って、正直ちょっと面倒じゃないですか?特に国際結婚で文化も違えば、準備も大変そう。「そもそも本当にやる必要あるのかな…?」という不安がありました。目立つのも苦手だし、形式ばった雰囲気がどうも合わなくて。でも、結果から言えば、アメリカで披露宴をやってよかった。今ではそう心から思っています。

披露宴をすることになったのは、義母のひと言から

そもそも、披露宴を挙げようと決めたのは義母の「やってみたら?」の一言がきっかけでした。私はラスベガスでドライブスルー挙式をすでに済ませており、派手な演出や人前に立つのが苦手な性格から、披露宴には消極的でした。ですが、義母がとても張り切っていて、「せっかくだから親族にも紹介したい」と。

私たちは1年半の遠距離恋愛を経ての結婚で、アメリカでの新しい生活の第一歩。義母の気持ちや、旦那の家族としっかり向き合う場になると思い、決意しました。

テーマ別エピソードで振り返る、私たちのアメリカ披露宴

会場・準備編:会場は義母と二人三脚で決定

会場はペンシルベニアのカントリークラブ。義母と一緒に現地を見学し、私たちがラスベガスに戻ったあとはFacetimeで打ち合わせを重ねました。DJの選定や入場曲、マジシャンの手配まで、義母のネットワークと行動力には本当に助けられました。

招待状はCanvaでデザインし、出欠確認は「The Knot」というウェディング専用サイトを使用。全てがデジタルで完結できたのは、アメリカらしいスタイルでした。

衣装・美容編:運命の1着がまさかの0!?

ドレスはDavid’s Bridalで試着。偶然セール中だったこともあり、周囲から「これが一番似合う!」と太鼓判をもらった1着を、なんと$100で購入できました。ヘアセットは美容室にお願いし、メイクはセルフで済ませました。

会場装飾編:ラベンダー×黄色で彩る手作り空間

テーマカラーはラベンダーと黄色。テーブルクロスや装花、サイン類、フォトブースまで統一感を持たせました。Pinterestで見つけたアイディアを元に、義母や義妹と一緒に手作業で仕上げました。

義妹が手作りしてくれたウェディングケーキとカップケーキは、見た目も味も最高。デコレーションの一部としても大活躍でした。

当日編:日本と比べて自由な披露宴

当日はゲスト約50人が集まり、形式ばらず和やかな雰囲気の中で披露宴が行われました。ジーンズや普段着のゲストも多く、日本のような厳格なドレスコードや堅苦しいマナーとは対照的でした。

式は、義父の司会・義妹の祈り・旦那のスピーチでスタート。食事、マジックショー、ビンゴ大会、ケーキカット、ファーストダンス、ブーケトスと盛りだくさん。外にはパーティーゲームが用意され、ゲストが自由に遊べるように。

特に印象深かったのは、私と旦那のファーストダンス。練習ゼロだったのでただ足踏み状態。でも、みんながあたたかく見守ってくれた時間は宝物です。

アメリカ披露宴から得た、文化の違いと大切な気づき

アメリカの披露宴を通じて、最も印象的だったのは「自由」と「参加型」の文化でした。ウェルカムドリンクも新郎新婦が用意し、旦那は地元のIPAビール、私はサングリアをサーブ。ご祝儀ではなく、ギフト文化が一般的で、今回は完全実費。合計費用は約100万円ほどで、日本と比べると安く済んだのかなと思います。

また、ゲストとの距離がとても近く、常に誰かと会話やゲームを楽しめる雰囲気が魅力的でした。旦那の曾祖母が誕生日だったこともあり、私の曾祖母が織った羽織をプレゼントしたら大喜びしてくれました。

この体験を通して、「披露宴は見せ場じゃなく、つながりを深める場なんだ」と感じました。

緊張していた私が最後に笑顔になれた理由

披露宴当日は朝起きたら体調が悪く、ヘアセットの際には今でも倒れそうでした。薬を飲んで持ちこたえましたが、終わってみると「やって良かった」の一言に尽きます。

アメリカの披露宴は、形式やマナーにとらわれず、ゲストとの距離が近く、みんなで楽しむ空気が何より魅力でした。日本の披露宴も素晴らしいけれど、私にはこのアメリカ式の自由で温かなスタイルの方が合っていたと心から感じています。

これから披露宴を挙げる方には、「日本とアメリカの良いとこどりをしながら、自分たちらしい披露宴を作るのが一番」と伝えたいです。

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